カレー食べて、ハトのこと考えてる

深夜の気持ちで書く日記。
今日、生まれて初めて、ハトのヒナを見た。ヒナは荒れ果てた植木鉢の、乾いた土の上で、小さく震えていた。


母バトはヒナの向かい側で、何やらじいっと辛抱強く座り込んでおり、わたしは、母バトが震えるヒナそっちのけで辛抱しているのはなぜなのか、大変に気がかりで、近くにいた人間に聞いてみると「このハトは卵を温めているんだよ。」と教えてくれた。でも、母バトが温めている卵っていうのは、実のところすでに孵っているあのヒナよりも前に産んだもので、もしかしたらもう、孵化するのは難しいのではないか。ということだった。
卵を懸命に温め続けるハト。そばで震えるヒナ。
とにかくとにかく早く早く、一刻も早く孵ってほしい。頼むから孵ってほしい。どっちのヒナもちゃんとしあわせになってほしい。

 

ああ、深夜の気持ち。暇人のセンチメンタル。

 

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